デスクワークやスマホの操作など、同じ姿勢が続くと「肩が重い」「首が張る」と感じることはありませんか?
肩こりは長時間の姿勢だけでなく、血流の低下や筋肉のこわばりが関係しています。
ただし、仕事や家事の合間に少し体を動かすだけでも十分に予防が可能です。
今回は、スキマ時間にできる簡単な肩こり対策をご紹介します。
① 肩甲骨を動かすだけでスッキリ
肩こりの多くは、肩だけでなく「肩甲骨」が固まっていることが原因です。
デスクワーク中でも1分あれば、肩甲骨を動かすことができます。
やり方:
1. 背筋を伸ばして座ります。
2. 両肩をすくめるように耳に近づけ、3秒キープ。
3. ゆっくりストンと下ろします。
4. 次に肩を大きく後ろ回しに5回。
この動きで血流が促され、首や肩の重だるさが和らぎます。
② 胸を開く「ながらストレッチ」
スマホやパソコンの時間が長い人は、自然と前かがみ姿勢になりがち。
胸を開くことで姿勢をリセットできます。
やり方:
• 椅子に座ったまま両手を後ろで組み、胸を軽く張る。
• 目線を少し上に向けて深呼吸を3回。
呼吸を意識することで、肩まわりの筋肉もゆるみやすくなります。
③ 1時間に1回、立ち上がるだけでも違う
同じ姿勢を長時間続けると、血流が滞りやすくなります。
1時間に1度は席を立ち、30秒でも体を動かす習慣をつけましょう。
立って背伸びをしたり、水を取りに行くだけでも十分です。
④ 日常の「ながら意識」が最大の予防
特別な運動をしなくても、
• 通勤中に肩を回す
• 歯みがき中に姿勢を整える
• スマホを見る時にあごを引く
といった「ながら意識」だけでも、肩こりの予防につながります。
まとめ
肩こりは「運動不足」だけでなく、「同じ姿勢が続くこと」で起こる生活習慣のサインです。
スキマ時間に体を動かすだけで、血流が整い、軽やかな体を保つことができます。
無理なく続けられることが、予防のいちばんの近道です。