朝起きたときに「腰が重い」「痛い」と感じる方、実はとても多いです。
1日の始まりを気持ちよく迎えるためには、寝ている間に腰にかかる負担を減らすことが大切です。
なぜ朝起きたときに腰が痛くなるの?
寝ている間は体がほとんど動かないので、腰まわりの筋肉や関節が同じ姿勢のまま長時間過ごします。
その結果、
• 腰のまわりがこわばる
• 筋肉が硬くなる
• 血のめぐりが悪くなる
といった状態になり、朝の痛みや重さにつながります。
腰の負担を減らすポイント
腰を守るために大事なのは「寝ている間の姿勢」と「体の支え方」です。
特に、腰が反りすぎたり丸まりすぎたりしないようにすることがポイントになります。
おすすめの寝方
横向きで寝るとき
• 軽く丸まる姿勢がおすすめ
横向きで膝と股関節を少し曲げ、腰の力を抜いてみましょう。
• 抱き枕やクッションを活用
膝の間にクッションを挟むと、腰から足にかかるねじれを防ぎやすくなります。
仰向けで寝るとき
• 膝の下にクッションを置く
仰向けで寝ると腰が反りやすくなるため、膝の下にクッションや丸めたタオルを置いて軽く曲げると腰が楽になります。
寝具の見直しも効果的
• やわらかすぎるマットレス → 腰が沈み込みすぎて負担が増えることがあります。
• 硬すぎるマットレス → 腰や肩に圧が集中しやすくなります。
もし今の寝具で朝起きたときに毎回腰がつらい場合は、体をしっかり支えつつも沈み込みすぎないものを検討してみるのも良いでしょう。
起き上がるときも工夫を
朝起きるとき、勢いよく起きると腰に負担がかかります。
1. 横向きになる
2. 手で支えながらゆっくり上体を起こす
という手順をとると、腰への負担を軽くできます。
まとめ
・腰を守るには、横向きで膝を曲げて寝る、または 仰向けなら膝下にクッションを置く。
・寝具の硬さや起き上がり方も工夫する。
・毎日の寝方を少し変えるだけで、朝の腰の痛みが軽くなることがあります。
「寝ている間に体をしっかり休めること」が、翌日の元気なスタートにつながります。