長時間立っていると、なんとなく腰が重くなったり、だるさを感じたりしませんか?
その原因の多くは 立ち方のクセ にあります。
ほんの少し立ち姿勢を意識するだけで、腰への負担はぐっと軽くできるんです。
◎ 腰への負担が増える立ち方とは?
• 片足に体重をかけて立つクセがある
• 背中を反りすぎている
• 膝をピンと伸ばしきって体を支えている
こうした立ち方を続けていると、腰まわりの筋肉や靭帯に余計な力がかかり、疲れやすくなります。
◎ 立ち姿勢を整えるとどうなる?
正しい立ち姿勢では、体の重さが骨盤・脚・足裏へバランスよく伝わります。
その結果、腰ひとりに負担が集中せず、筋肉が無理なく働いてくれます。
特に次のポイントを意識すると、腰がとても楽になります。
1. 体の中心をまっすぐに保つ
耳・肩・骨盤・くるぶしが一直線になるように立つと、体を支える力が分散され、腰ががんばりすぎなくてすみます。
2. お腹まわりが自然に働く
正しい立ち姿勢では、お腹まわりやお尻の筋肉が自然にスイッチオン。
腰の骨をしっかり支えてくれるので、立っていても疲れにくくなります。
3. 背中が反りすぎない
腰を反りすぎた立ち方は、一見きれいに見えても、実は腰への負担が大きいです。
背中を軽く伸ばす程度の立ち方が、長時間でも楽に保てます。
◎ 毎日できる立ち姿勢のチェック法
1. 壁に背をつけて立ち、かかと・お尻・背中をそっと壁に当てる
2. あごを軽く引き、首の後ろを伸ばすイメージで立つ
3. その姿勢のまま、壁から一歩前に出てみる
この感覚を日常で意識することで、自然と腰への負担が減る立ち姿勢が身につきます。
◎ まとめ
立ち姿勢を整えることは、腰を守るための一番手軽な方法のひとつです。
・体の中心をまっすぐに
・お腹まわりを自然に働かせる
・背中を反りすぎない
この3つを意識するだけで、長時間の立ち仕事や家事でも腰の重さを感じにくくなりますよ。
ぜひ今日から、鏡の前で立ち方を見直してみてくださいね。