ふと鏡を見たときに「背中が丸まっているかも…」と感じたことはありませんか?
猫背は見た目の印象だけでなく、肩や首の不調、呼吸の浅さにもつながりやすい姿勢です。
でも、特別な器具やきつい運動をしなくても、毎日のちょっとした習慣で少しずつ改善を目指せます。
◎ 猫背になる理由
• 長時間のスマートフォンやパソコン作業
• 椅子に浅く座って背もたれに寄りかかる習慣
• 運動不足で体を支える筋肉が弱っている
こうした積み重ねで、肩が前に出て背中が丸まりやすくなります。
◎ 毎日できる習慣
1. 座るときは「お尻をしっかり奥に」
椅子に座るとき、お尻を浅く乗せると背中が丸まりやすくなります。
お尻をしっかり椅子の奥まで入れ、骨盤を立てるように座るだけでも背中がすっと伸びやすくなります。
2. 1時間に1回は立ち上がって伸びる
どんなにいい姿勢でも、同じ姿勢を続けると体はかたくなります。
1時間に1回は立ち上がり、両腕を上に伸ばす「伸び」をしてみましょう。
肩や胸が開き、背中の丸まりをリセットできます。
3. 肩を後ろにまわす体操を習慣に
簡単な肩回しを毎日取り入れることで、肩が前に巻きこむ癖をやわらげられます。
やり方はとても簡単です。
• 背筋を軽く伸ばして座る
• 両肩をすくめるように上にあげ、後ろに大きくまわす
• これを5回、朝と夜に行う
4. スマートフォンは目線を上げて使う
下を向いて長時間スマホを見ていると、首と肩に負担がかかり、猫背が進みやすいです。
スマホはなるべく顔の高さに近い位置まで上げて使いましょう。
5. 軽い運動で体を支える力をつける
背中をまっすぐに保つには、お腹まわりや背中の筋肉がしっかり働くことが大切です。
毎日ほんの5分、次のような簡単な運動を続けてみましょう。
◎ 習慣を積み重ねることがポイント
猫背は一日で変わるものではありません。
でも、毎日少しずつ体の使い方を見直すことで、確実に良い方向へ向かいます。
・椅子に座るときはお尻を奥に
・こまめに立ち上がって体を伸ばす
・毎日肩回しや簡単な運動を続ける