「朝は時間がないけど、体のケアも気になる」
そんな忙しい方にこそおすすめしたいのが、“ながらセルフケア”です。
実は、朝の準備中のちょっとした時間を使うだけでも、体はしっかり目覚め、1日を軽やかにスタートできるんです。
◆ なぜ「朝のセルフケア」が大事なの?
寝ている間、私たちの体はずっと同じような姿勢で固まっています。
そのため、朝は血流がゆっくりで、筋肉や関節もこわばりやすい状態。
このまま活動を始めると、肩こりや腰の違和感、だるさの原因になることもあります。
◆ 歯みがき中に「かかと上げ」
洗面所に立ったら、ついでに「かかと上げ」をしてみましょう。
【やり方】
1. 両足をそろえて立つ
2. ゆっくりとかかとを持ち上げて、つま先立ち
3. ゆっくり下ろす(10回繰り返す)
【効果】
・ふくらはぎの筋肉を刺激
・血流が良くなり、冷えやむくみの予防にも
・バランス感覚も鍛えられます
◆ ドライヤー中に「肩回し」
ドライヤーを使っている間は、片手が空いていますよね。
この時間を使って、肩まわりを軽くほぐしましょう。
【やり方】
1. 空いている腕を大きく後ろに回す(10回)
2. 逆方向にも回す(10回)
3. 両肩を同時にすくめて、ストンと落とす(5回)
【効果】
・肩の不調に対して
・肩甲骨まわりが動きやすくなり、姿勢改善にも
◆ 着替え前に「体側ストレッチ」
服を着替える前のタイミングで、体をグーンと伸ばすのも効果的です。
【やり方】
1. 両手を頭の上で組む
2. 息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら右側へ体を倒す
3. 戻って、反対側も同様に(左右5秒ずつ×2セット)
【効果】
・わき腹〜腰まわりのストレッチ
・背中や骨盤まわりがゆるみ、スムーズに動ける体へ
◆ まとめ
朝のセルフケアは、1日のスタートを快適にするだけでなく、疲れにくい体づくりにもつながります。
「朝の準備時間=セルフケアのチャンス」ととらえて、できるところから始めてみてください。
