〜効果を引き出し、ケガを防ぐ歩き方〜
「健康のために何か始めたい」「運動不足を解消したい」
そんな方にとって、まず取り組みやすいのがウォーキングです。特別な道具も準備も必要なく、気軽に始められるのが魅力ですね。
ただし、「なんとなく歩く」だけでは効果が出にくいだけでなく、膝や腰などを痛める原因になることもあります。
【1】姿勢を整えるだけで効果アップ
まず大切なのが「姿勢」です。
▼良い姿勢のポイント
• 頭のてっぺんを糸で引っ張られているような感覚で背筋を伸ばす
• 顎を引き、目線はまっすぐ前を見る(やや遠くを見るのがベスト)
• 肩の力を抜き、腕を自然に振る
この姿勢を意識するだけでも、歩くときの体の使い方が変わり、疲れにくくなります。
【2】歩幅とテンポを意識する
よく「歩幅は大きく」と言われますが、無理に広げすぎると股関節や腰に負担がかかる場合も。
自分の体に合った、やや広めの歩幅を意識するのがポイントです。
また、ダラダラと歩くよりも、一定のリズムでテンポよく歩くことで、心肺機能への刺激や脂肪燃焼効果も高まります。理想は少し息が上がるくらいのペース。会話はできるけど少しハアハアする程度が目安です。
【3】足の着地は“かかと→つま先”
歩くときの足の使い方も重要です。
正しい歩き方は、「かかとから着地し、つま先でしっかり蹴り出す」流れです。
つま先からベタッとつくような歩き方をしていると、膝や腰への負担が増えてしまいます。
【4】ウォーキング前後のケアを忘れずに
体が冷えたままいきなり歩き始めるのはNG。
軽く足首や肩を回すなどのウォーミングアップで体を目覚めさせましょう。
歩き終わったら、ふくらはぎや太ももの軽いストレッチをしておくと、疲れが溜まりにくくなります。
まとめ
✔ 背筋を伸ばして姿勢を整える
✔ かかとから着地してつま先で蹴る
✔ 自分のペースで気持ちよく歩く
✔ 歩いた後のケアも忘れずに
これらを意識して、無理なく楽しく続けていきましょう。
