~効果を引き出し、ケガを防ぐコツ~
「スクワットが体にいい」と聞いて始めてみたけれど、「なんとなくきついだけで効いてる気がしない」「ひざや腰が痛くなることがある」…そんな経験はありませんか?
実はスクワットは、とても奥が深い運動です。正しいフォームで行えば、下半身の筋力を育てたり、姿勢を整えたり、日常の動きが楽になったりと、良いことがたくさん。でも、やり方を間違えると、体に負担をかけてしまうこともあります。
なぜスクワットが大切?
スクワットは、太もも・おしり・体の中心を支える筋肉など、体を支えるうえで大切な部分をまとめて鍛えられる動きです。日常で「立つ」「歩く」「しゃがむ」などの動作を支えてくれるため、年齢を問わず取り入れたい習慣のひとつです。
基本のフォームをチェック!
1. 足幅は肩と同じくらいに広げる
つま先はまっすぐか、少し外側に向けてOK。
2. 背筋を軽く伸ばす
胸を軽く開き、腰が丸まったり反ったりしないよう意識します。
3. 手はバランスをとりやすい位置に
前に伸ばすと安定しやすくなります。
4. おしりを後ろに引くようにしゃがむ
ひざだけでなく、おしりも動かすイメージで。ひざがつま先より前に出すぎないよう注意!
5. 下がる深さは無理のない範囲でOK
最初は浅めでも大丈夫。慣れてきたら少しずつ深くしましょう。
よくある間違いに注意!
・ひざが内側に入ってしまう
→おしりや太ももに力が入らず、ひざに負担がかかります。
・背中が丸まっている
→腰や首に負担がかかりやすくなります。
・体が前に倒れすぎる
→重心が安定しにくくなり、ふらつきやすくなります。
鏡の前でゆっくり行ったり、動画を撮って確認したりすると、自分のクセに気づきやすくなります。
まとめ
スクワットは、正しく行えば全身の調子を整える強い味方になります。年齢や体力に関係なく、誰でも自分のペースで取り組める運動です。今日から少しずつ、フォームを見直しながら、体の使い方を整えていきましょう。
