こんにちは!
外反母趾と聞くと、「年齢のせい」「遺伝だから仕方ない」と思う方も多いかもしれません。でも実は、普段の足の使い方や筋力のバランスが関係していて、早めのケアやエクササイズで予防できる可能性があるのです。
今回は、理学療法士の視点から、外反母趾を防ぐために日常で取り入れやすい簡単なエクササイズをご紹介します。続けることで、足のアーチや指の動きを整え、痛みのない足を目指すサポートになりますよ。
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◆ 今日からできる!外反母趾予防エクササイズ3選
ここでは、毎日3分程度でできるエクササイズを3つご紹介します。テレビを見ながらや、お風呂上がりなど、気軽に続けてみましょう。
① 足指グーパー運動
足の指で「グー」と握り、「パー」としっかり開く動きです。足の指に力を入れることで、足の土台の筋肉を刺激します。
→ 10回×1〜2セット
② タオルギャザー
床にタオルを置き、足指だけでたぐり寄せる運動です。指の細かな動きと、足裏の筋肉を鍛えることができます。
→ 片足ずつ30秒ずつ行いましょう。
③ 親指引き寄せストレッチ
座った姿勢で、手で足の親指をやさしくまっすぐに引き戻し、10秒キープ。曲がりが強くなるのを防ぎます。
→ 片足ずつ3回ずつ行います。
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◆ エクササイズだけじゃない、足元の見直しも大事
予防のためには、日常で足にかかる負担を減らすことも大切です。
• 靴はつま先に余裕があり、足をしっかり支えるものを選びましょう。
• かかと重心にならないように、歩くときは足指までしっかり使う意識を。
• 長時間の立ちっぱなし・座りっぱなしは、こまめに足を動かす習慣を。
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まとめ
外反母趾は、痛みが出る前の予防がとても大切です。「気になるけどまだ大丈夫かな」と感じたときが、ケアを始めるチャンス。
毎日のちょっとしたエクササイズや、靴選びを見直すだけでも、足元はしっかり変わってきます。
大切な足を長く健康に使っていけるように、今日からできることから始めてみませんか?
