こんにちは!
現代人の多くは、デスクワークやスマホの使用により猫背や反り腰などの姿勢不良に悩んでいます。姿勢が崩れると肩こりや腰の痛みの原因となるだけでなく、呼吸が浅くなり、全身の代謝や自律神経にも影響を及ぼします。今回は、姿勢改善に役立つ呼吸法とエクササイズを紹介します。
1. 姿勢改善に呼吸が重要な理由
正しい呼吸には「横隔膜」の働きが不可欠です。横隔膜は、呼吸時に上下する筋肉で、体幹の安定性にも関与しています。しかし、姿勢が悪いと横隔膜の動きが制限され、浅い呼吸になりがちです。これにより、首や肩の筋肉が過剰に働き、緊張しやすくなります。そのため、姿勢改善には、まず「正しい呼吸法」を身につけることが重要です。
2. 姿勢を整える「横隔膜呼吸」
横隔膜をしっかりと使うことで、体幹の安定性が向上し、正しい姿勢が維持しやすくなります。
やり方
1. 仰向けに寝て膝を軽く立てる。
2. 片手を胸、もう片方の手をお腹に置く。
3. 鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる(胸はできるだけ動かさない)。
4. 口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませる。
5. 10回ほど繰り返す。
この呼吸を習慣づけることで、普段の姿勢も安定しやすくなります。
3. 姿勢改善エクササイズ
呼吸法と合わせて、姿勢を支える筋肉を鍛えるエクササイズも取り入れましょう。
〇キャット&カウストレッチ(背骨の柔軟性向上)
1. 四つ這いになり、肩の下に手、股関節の下に膝をセット。
2. 息を吸いながら背中を反らせ、視線を斜め上へ。
3. 息を吐きながら背中を丸め、視線をおへそに向ける。
4. 10回繰り返す。
〇デッドバグ(体幹を鍛えて姿勢安定)
1. 仰向けになり、両膝を90度に曲げ、両手を天井に向けて伸ばす。
2. 息を吸いながら、右手と左足をゆっくり伸ばす。
3. 息を吐きながら元の位置に戻す。
4. 反対側も同様に行い、交互に10回ずつ。
まとめ
姿勢改善には、正しい呼吸と適切なエクササイズが重要です。まずは横隔膜呼吸を習慣にし、体幹を鍛えることで、自然と美しい姿勢を維持できるようになります。日常生活の中でも意識して、快適な体づくりを目指しましょう!
