ほくさい美術館

小さめのこぢんまりした美術館でしたが。
おちついて鑑賞できてよかったです～駅からは遠いのと場所は少しばかりわかりにくいですが、お茶もだしてもらってかなりくつろいじゃいました。
猫展をみにいって来年もまた見に行こうとおもったらコロナで行けなくなりましたが、そろそろまたいこうかなと。
毎年猫展をみにいかれるかたもいらっしゃるそうです！

芸術家の此木 三紅大(このきみくお)の作品を70点ほど展示してある美術館です。幅広い作品が多いですが、主に油彩と彫刻が多いです。面白いのがガンダ彫刻作品です。ガンダというのは鉄くずのことで、鉄くずを組み合わせて作った彫刻作品です。まるで生きているかのような、愛嬌のある雰囲気と、ロボットのような機械的な生命力を感じる作品です。油彩の方は一見対象物を史実に描きながらも、油彩の個性を生かした作品が多く独自性の強い作品が多いです。昔と現代の技法を組み合わせたような画風が特徴的ですね。独自性が強いながら、何の絵かはハッキリと分かるので、理解がしやすくて個人的に好みの画風です。高齢ながらまだご健在の方なので、今後も作品が増えていく可能性があります。場所的にもう見に行けそうに無いのが残念ですが、今後も多くの作品を残して欲しいと思います。