胚盤胞のグレードで重要なのはアルファベット2文字です。
アルファベットの前の方は「赤ちゃんになる細胞の評価」で、後ろの方は「胎盤になる細胞の評価」になります。
AA、AB、BA、BB、BC、CB、CC と評価されますが、AとBの間に着床率の違いはあまりありませんが、Cが入ると有意に影響してくると言われます。
グレードがAとBの組み合わせの場合は「良好胚盤胞」と呼び、前か後ろにCが1つでも入っていたら「不良胚盤胞」と評価されています。
5日目胚盤胞4AAの妊娠率は45〜60%と多くの不妊外来のホームページやブログに記載があります。
以下に、グレードによる妊娠率を記します。
グレード 妊娠率
AA 45~60%
AB /BA 40~50%
BC 35~45%
CB 25~35%
CC 10~25%
グレードが1番良いAAであっても妊娠率は約半分です。
着床に問題がある場合もありますし、グレードが良い受精卵でも染色体異常の可能性がありますので、着床に至らない場合はこの点の対策を取ることが妊娠できる早道になります。
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