人工受精が有効なご夫婦の特徴は以下の通りです。
① タイミングを取ることがストレス(ご主人またはご夫婦ともに)の場合
② ご主人またはご本人の仕事が忙しくタイミングを取れる時間が少ない場合(せいぜい月に1回程度)
③ 精液量が少ない、正常な精子が少ない、運動率が低い、など精液所見が不良な場合
④ フーナー検査の結果が悪かった場合:頸管粘液(排卵時のおりもの)が少ない場合
⑤ 抗精子抗体陽性の場合
精液は平均で3ml程度ありますが、通常1.4ml以上あれば正常範囲内になります。
人工授精前に精子を専用の培養液で洗浄濃縮し、子宮内に注入します。
精液量が少なくても、運動率が悪くても、洗浄後は元気な精子のみ0.2ml程度あれば人工授精は可能です。
さらにチューブで子宮内に注入するので、頸管に問題があっても精子は卵子と出会う確率が高まるのです。
上記に当てはまる場合、タイミング法と人工受精での妊娠率の差はとても大きくなります。
自然妊娠を望まれる方でも、妊娠までの過程は人工受精と自然妊娠とではほぼ変わらない、精子の所見や頸管などが原因で妊娠できていなかったのでしたら、人工受精ですぐ妊娠できる可能性がある、と理解して頂ければ、人工受精へのステップアップは可能ではないかと思います。
ご夫婦でよく話し合って理解することが重要ですね!
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