精子と卵子は卵管膨大部というところで出会い受精します。
卵管采が卵子をキャッチして奥の卵管膨大部に送り込まれないと、精子と出会えず、自然妊娠または人工受精で妊娠はできません。
超音波検査で、卵巣内の卵胞チェックはできますが、実際に排卵した卵子が卵管采にキャッチされたかは確認できません。
なので、毎周期排卵しているから授精できているとはなりません。
卵管や卵巣の癒着や位置のねじれ、ゆがみなどは超音波検査では見つけることができません。検査するには、腹腔鏡検査が有効です。
腹腔鏡検査でしたら検査と同時に癒着をはがしたり、ねじれやゆがみを治したりすることが可能ですので、1番良い方法です。
ただし、やや大掛かりな検査・治療となりますし、保険適応にはならないので高額になります。
年齢的に若く(30歳代前半まで)、どうしてもタイミング法や人工受精で授かりたいご夫婦にはお勧めしますが、体外受精にステップアップすることに抵抗がないご夫婦には、体外受精にステップアップした方が早道になると思います。
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