昨日の続きです
② 排卵を促す目的で処方される代表薬(注射・点鼻)
※HCG注射:大きくなった卵胞を排卵させる効果と黄体ホルモン補充に効果がある。
卵胞が18㎜を超えたらHCG注射をすることで、注射後24~40時間で排卵が起こる。
黄体ホルモン補充として、排卵後もHCG注射を打つ病院もありますが、HCG注射の見解が病院によってことなることを理解しておく必要があります。
HCGはカラダに残留する期間が長く、妊娠検査薬で検出するHCGと同等の為、カラダが『妊娠した』と勘違いし、受精卵が着床しづらくなる、古い卵胞が残りやすい、新しい卵胞の成長を阻害する、などの副作用があるとの考えから、HCG注射を打つべきではないとの方針の病院があります。
※スプレキュア点鼻(ブセレキュア点鼻・イトレリン点鼻)
卵が未熟なうちに勝手に排卵してしまわないように、脳の下垂体機能を一時的に抑えて、LHの分泌を抑制する働きをし、排卵を上手くコントロールする目的で使用する。
元々は子宮内膜症や中枢性思春期早発症、子宮筋腫、子宮筋腫に基づく過多月経の治療薬だが、最近ではその作用を利用して不妊治療でも多く用いられるようになりました。
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