※卵胞期(排卵前)の血液検査によるホルモン検査(基準値はおおよその数値)①
・FSH(卵胞刺激ホルモン)
D2~D5の基準値は5~10 高値になるほどE2が低く、卵胞が育ちにくい
・E2(エストラジオール)
D2~D5の基準値は10~50 100を超えると前周期の卵胞が排卵できずに残っている(遺残卵胞)可能性がある。
・LH(黄体刺激ホルモン)
D2~D5の基準値は1.4~15 理想は10以下 LH>FSHの場合はPCOSの可能性
排卵前の基準値は40~100 高くなると排卵間近のサイン
・PRL(プロラクチン)
月経周期のいつでも可能な検査で常に15以下 理想は10以下
乳汁の生産、分泌を調整するホルモンで、妊娠すると高値になる
妊活中に数値が高いと高プロラクチン血症と診断され、排卵障害や黄体機能不全に
よる月経不順が起こる。数値が15以上あれば専門医の診断が必要となる。
・テストステロンまたはアンドロステジオン(男性ホルモンのひとつ)
月経周期のいつでも可能な検査で常に0.2~0.6
どちらかが高値だとPCOSの可能性があるが、他の検査と併せて診断される
明日のブログに続く
