残念ながら、染色体異常の卵子はある一定数存在してしまいます。そして高年齢になればなるほど、その割合は多くなってしまいます。
ただ当院(はり灸治療院美潤)の患者さまの中でも40代半ば以降に無事に元気な赤ちゃんを出産された方は多くいらっしゃいますし、逆に30代でも染色体異常だったのであろう流産を経験されている方もいらっしゃいます。
ですから一概に高年齢だけが染色体異常の原因ではありません。
年齢関係なく、染色体異常の卵子を減らす生活を心がけることで高年齢でも無事に元気な赤ちゃんを出産することは可能です。
卵子が染色体異常になる1番の原因と言われているのは、細胞レベルの酸化です。
呼吸での酸素の一部が活性酸素(注1)になりますが、活性酸素は本来ウイルスや細菌を撃退する働きがあり体内では重要な役割があります。
(注1)活性酸素とは呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になることで、生命活動に欠かせないDNAやタンパク質といった物質を傷つけてしまう物質のこと
しかし高年齢、ストレス、寝不足、疲れが取れないなどで、体内に活性酸素が排出されるよりも増える方が多くなると細胞レベルの酸化が進んでしまいます。
美容業界では良く出てくる用語になりますが、鉄が錆びるのもリンゴが赤くなるのも細胞レベルの酸化です。
活性酸素が増え過ぎると肌にシミ、シワが増え老けて見えますので、美容の大敵にもなっています。
見た目が若々しい方は卵子の細胞も若いので、染色体異常率は低いということになります。
明日のブログでは原因と対策についてお伝えします。
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