卵子の質について、
2つ目は、わかりやすく言うと、見た目がきれいか、きれいじゃないかになります。
もちろん卵子を取り出して確認することはできませんが、体外受精をすると採卵して受精、培養を経て、移植できる受精卵を凍結します。
5日間培養すると胚盤胞という着床間近の受精卵となり、見た目でのグレードが付きます。
この時のグレードが良い受精卵は「質が良い」グレードが悪い受精卵は「質が悪い」となります。
グレードが良い受精卵には、フラグメントが少なく、グレードが悪い受精卵にはフラグメントが多いのが特徴です。
フラグメントとは核分裂を伴わず、細胞質のみが分裂して生じた断片で、着床の妨げとなることが分かっています。
要はグレードの良い受精卵は妊娠しやすく、グレードの悪い受精卵は妊娠率が低くなります。
タイミング法や人工授精ではグレードを確かめられませんが、見えないところでこのグレードが悪く妊娠できていないのかもしれません。
続きは明日のブログで!
妊活についてのお問い合せ・ご相談は、はり灸治療院美潤へ
ホームページ https://harikyuu-miu-web.com/
