自然妊娠の過程には様々な関門があります。
① 適切な時期にストレスなくタイミングが取れるか
② ピックアップ(卵巣から排卵した卵子が子宮内に取り込まれること)できているか
③ 卵子のいるところに精子は辿り着けているか
④ 精子は卵子の殻を破り中に入れるか
⑤ 授精できるか
⑥ 胚盤胞まで成長できるか
⑦ 内膜は着床できる環境か
⑧ 着床を維持できるか
⑨ 胎嚢確認、心拍確認できるか
⑩ 9周の壁を乗り越えられるか
⑪ 卵子または精子の質はよいか
など、たくさんの関門を乗り越えて妊娠、出産に至ります。
自然妊娠ですと、どこでつまずき妊娠に至らないのかがわかりませんが、体外受精ですと①は必要がなくなり、②~⑥まではドクターと培養士によってやって貰えます。
⑦⑧については、オプション検査があります。
⑨⑩については、⑦のオプション検査で陽性になった場合、治療することでほぼ乗り越えられます。
100%でないのは、染色体異常の胚盤胞移植ですと流産する可能性が高くなります。
この時期の流産は精神的につらいので、妊活中に染色体異常の卵子をできるだけ少なくする為に⑪の対策は重要だと思います。
卵子の質に関する内容は以前のブログを参照して下さい。
妊活についてのお問い合せ・ご相談は、はり灸治療院美潤へ
ホームページ https://harikyuu-miu-web.com/
