当院(はり灸治療院美潤)の患者さまの症例をあげさせて頂きます。
2例目
<43歳の方の例>
体外受精がまだ保険適応になる前ですが、採卵を2回行い、全部で8個の胚盤胞凍結卵ができたのですが、当院にいらしたときは残り4個、しかもグレードが4BC×1個、4CB×1個、4CC×2個、とグレードが悪いものばかり。
移植してダメだった胚盤胞のグレードも4BBが2個で残りはCが付くものばかりだったとか。
鍼灸治療を受けつつ、残り4個を2個ずつ2回移植しましたが、2回の移植もダメでした。
鍼灸治療を受けて頂き3ヶ月以上経ったので、もう質が良い胚盤胞ができるだろうと思い、採卵をお勧めしました。
結果は、4AA×2個、4AB×1個、4BB×1個、とグレードが良い胚盤胞ばかり凍結することができました。
その後、4AAを1個移植して、妊娠され無事に出産されました。
※考 察
年齢が40歳を超えると、胚盤胞のグレードは20歳代や30歳代前半の方に比べて低い
傾向にありますが、グレードだけでなく染色体異常率も多くなります。
鍼灸治療を受けて体質改善できた後に採卵したことで、グレードが良くなり、染色体異常率も減って、妊娠、出産できたのだと思います。
多嚢胞性卵巣症候群性の方や40歳を超えた方の成功症例はまだまだいっぱいあります。
当院にいらっしゃる前に何度も採卵、移植を繰り返して悩まれていた方が、鍼灸治療で体質改善されて妊娠されると、卵子の質は重要だとつくづく感じます。
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