妊娠する過程は、卵子と精子が出会い受精することから始まりますが、卵子の質が悪いと受精障害が起こり、妊娠に至りません。
もちろん精子の質も悪ければ受精障害となりますが、1回の射精で1億~3億ある精子が卵子を目指して競争し、選りすぐりの精子のみが卵子と出会うことができるので、卵子ほど質にこだわらなくても妊娠が可能なのです。
(もちろん男性も質の良い精子が多い方が妊娠率は高くなります)
女性の場合、月経の1周期で基本1個しか排卵しないので、1年10回~13回しか妊娠できるチャンスはありません。そのチャンスを確実につかむには卵子の質(上記2つの意味ともに)を良くすることが妊活の第1歩となります。
長年妊活していても、タイミング法や人工授精ではグレードを確認できませんが、1年以上妊娠できないのでしたら、卵子の質が悪いのかもしれません。
次回は、卵子の質を良くする方法をお伝えします。
長年妊娠できない方は参考にして下さい。