ツカモトビジユツカン
博物館・美術館
京成佐倉駅から徒歩10分(720m)
花粉症にぼやく夫を連れて梅を見に行く歴史旅でございます。ご城下の散策に少し足が疲れておりましたところ、こちらの美術館にたどりつきました。歴史のある城下町にふさわしい含蓄のある展示に感嘆いたしました。このような美術館も佐倉御城下の楽しみの一つと存じます。
実業家の塚本素山という方の収集した日本刀を中心に展示してある美術館です。個人の収集したものの美術館のため数は少なく広くは無いですが、その分入館は無料になっています。常設では日本刀の原材料から完成品までの流れを実物の見本をそのまま展示してあります。それ以外では刀身や外装や刀装具等を3か月ごとぐらいに30点ほど入れ替えて展示してあります。年台や作った刀鍛冶にはとくにこだわりがなく幅広く揃えている感じです。それだけに逆に新鮮でした。普通こういった日本刀関係は有名なのだけの展示とかが多いですからね。日本刀は刀身の部分だけでなく鍔や柄、鞘の部分にも作り手の個性が強く出るものだと改めて感じました。そのため鞘に刀がおさまった状態でも、それぞれ強い個性を感じます。持ってもいないのに、見た感じで重さや高級さ、古さとかが伝わってくるんですよね。不思議な感じです。私は日本刀はかねてから武器であったと同時に芸術作品でもあったと強く思っていましたが、それを再認識させられました。
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