カフェや喫茶店で検索する人がいるかもしれないと思って、そのジャンルでも検索可能にしたが、実際は自家焙煎コーヒー豆を店舗内または宅配で販売している店。
したがって店内では基本的にテイスティングも含めてコーヒーを飲むことはできないので、カフェでも喫茶店でも、また飲み味わうための珈琲専門店でもない豆売り専門の店だ。
店主の斎藤智さんは、昭和50年頃から札幌市内のある珈琲専門店で自家焙煎に取り組み、当時のブレンドを支配していた不文律、常識にとらわれない独自の豆同士の組み合わせを試み、それまでの固定概念を覆してコーヒーファンを驚かせた。それが、ストロング・ミックスやソフト・ミックスなどという、あえてミックスと表現している斎藤さん独自のブレンド法である。
その後、昭和58年に独立。自家焙煎珈琲の豆売り専門店｢斎藤珈琲｣として札幌の南区澄川に店を開いた。以来、数カ所、所を変え、自宅を兼ねた現在地に落ち着いた。創業以来、豆売り専門店ということで、喫茶店や珈琲専門店など札幌のほか、道内をはじめ道外の業者に卸しているほか、札幌市内の可能な地域の一般家庭や会社などにも直接宅配（１回200ｇ以上）をしている。
その自家焙煎された珈琲豆のお値段(100ｇ）は、ライトなソフト・ミックス、やや個性的なミディアムタイプのストロング･ミックスで税込み630円。個性的で通好みのストロングタイプのエキストラ･ストロング･ミックスやモカジャバ･ミックスで672円。そのほか昔ながらの味わいを再現したブラジル682円〜や､馥郁さと質の高い甘みが特徴のシグリ（パプア･ニューギニア）735円など多彩なストレート豆もある。
送料別だが、遠隔地には送ってもくれるので気軽に電話かファックス（同じ番号）をするといいだろう。常連になれば、営業時間外でも留守電やファックスでも注文できる。