山本屋は城崎温泉の中でも最も歴史の古い旅館として営業して参りました。
木造の3階建てで、今も昔も城崎温泉の真ん中「一の湯」の隣で営業させて頂いております。
北但大震災からの復興で、今の外湯や太鼓橋、柳並木の基本デザインが出来たのと時を同じくし、今の山本屋の基本デザインが出来ました。創業以来私たちがずっと心がけてきたのは、お客様に城崎温泉を満喫頂ける旅館であり続けたいという思いです。「城崎温泉あっての山本屋」その思いは昔も今も変わりません。
■時代の流れとともに、少しずつ旅館のデザインも変わってきましたが町並みにあった景観を心がけてきました。今回の改装工事にあたりこだわったのも木や土壁を大事にしながらより町並みとの一体感を出したいということでした。温泉街との接点を増やすため、ガラス部分を増やし、外から見える(中から外が見える)デザインとしました。外観は町屋風の落ち着いたデザインにしたつもりです。
■外湯巡りをより楽しんで頂ける色浴衣の展示コーナーを作ったり、誰でも町歩きの途中で、ちょっと休憩して頂けるように「ばったり床机」を作ったり地ビールを楽しんで頂けるバーコーナーを作ったり今回もいろいろチャレンジしてみましたが、その気持ちは「昔も今も」同じ。お客様に城崎温泉を満喫いただくこと。時代の変化とともに、山本屋も変化していくと思いますがこれからもその基本は大事に守っていきたいと思っております。
(公式サイトから引用させていただきました。一部脱字と思われる部分を修正済み。by TenMaru)