アロマの香りは身体を整えていく上で
いくつもの大切な役割を担っています
私たちが香りを感じた瞬間、
その情報は鼻から嗅神経を通って、
脳の「大脳辺縁系」という場所に直接届きます。
この「大脳辺縁系」は、
感情や記憶に深く関係する領域です。
さらにそこから自律神経やホルモンを調整する
「視床下部」へと伝わります。
嗅覚以外の感覚情報は感覚の中枢である
「視床」へまず経由されますが、嗅覚のみ例外です。
つまり香りは、視床を介さずに
「感情」や「身体の反応」に影響を与える、
唯一の感覚刺激なんです。
香りは、神経伝達物質(セロトニンやドーパミンなど)の
分泌を促し、
脳内のリラックス反応をサポートします。
リラックスしたい時は副交感神経を促す香りを、
エネルギーを高めたい時は
交感神経を軽く刺激する香りを選びます。
香りがもたらす変化は、“気のせい”ではなく、
脳と神経の反応による確かな生理的な変化です。
だから香りは
心と身体をつなぐスイッチのような役割をしていて、
言葉よりも早く、私たちの心や自律神経に働きかけるからこそ香りひとつで 安心を感じたり、
心拍や呼吸が落ち着いたり、
身体の緊張がゆるんだりするんです。
また女性ホルモン(エストロゲン様作用)を
サポートすると言われています。
月経周期・更年期・ストレスや睡眠不足
特に女性の体はホルモンの波に
大きく影響を受けています。
眠ろうとしても、頭の中が静まらない
疲れているのに、神経がずっと張りつめていたり
そんな睡眠の不安定には
脳を鎮め、呼吸を深くし、
神経をやさしくゆるめて
「香りで眠る」
そんな夜へと変えていってくれます
さらには冷え、むくみ、PMSなどにも
やさしく寄り添います。
香りは、ただ良い匂いではなく
言葉では届かない癒しを届けるため
あなたに今いちばん必要な香りを
選ぶ事で、しっかり整う時間を作ることが
大切です。
フィジカルセラピーで「身体を整える」
アロマで「心を調える」
心と身体を同時にゆるめるために
科学的にアロマを用いる。
A×Rでは、その両方をつなぐ施術を
大切にしながら
香りが脳に届く、その一瞬から変化が始まる
“脳から癒すセラピー”を目指しています。