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【社会科】なぜ東北地方では稲作が盛んなのでしょうか?

お米は好きですか?
炊きたてのごはんはもちもちとしていて噛んだらほのかな甘みがしてきて美味しいですよね!
そんなお米ですが、東北地方が日本の中でも盛んに生産されている場所であることを知っていますか?

今日は東北地方において稲作が盛んな理由を見ていきましょう!

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東北地方で米作りが盛んなのは、次のような理由があります。

●寒暖差のある環境で、お米がデンプンを蓄えて粒が大きく、甘くもっちりとした食感に育つ
➡日中は光合成によってでんぷんを作り、夜の冷えた環境ではイネ自体の呼吸量が減ることで、日中に作ったでんぷんを消費しにくいんですね。ですので、他の地域と比べて多くのでんぷんを蓄えるので、粒自体も大きく、でんぷん由来の甘くもっちりとした食感が人気の理由なんです。

●冷涼な気候で病害虫を防げる
➡イネの天敵である虫(病害虫)が生息しにくいのも、稲作にとって有利な原因の一つです。昆虫は外気温によって活動にしやすさ、しにくさというものがあります。そんな中、夜は特に冷えるので虫にとっても生きていくのが大変な地域でもあります。
虫も「ここ寒いよー。もっと暖かい地域に引っ越ししよう...」と言っているかもしれませんね。

●雪解け水や豊富な土地、肥沃な大地など米作りに適した環境が揃っている
➡厳しい冬を越えると、その間に積もった雪が次第に溶け始め、その地域一帯に豊かな雪解け水をもたらしてくれます。そうしたことが、夏の稲作をしやすい環境を作っているのですね。

●夏場は気温が高く、日本海から吹く湿気を含んだ風が米づくりに適している
冬に多くの雪が降るため、夏場は水が豊富である

東北地方では、寒さに強い稲を選んでいくうちに、耐寒品種が育ちました。また、水路を作って水を引いたり、沼地や湿地などの水が多すぎる地域は排水路を作ったりするなど、耕地整理を積極的に行ってきました。

山形県庄内平野は、日本有数の米どころで、広大な平野に四角く区切られた田んぼが並んでいます。このため、大型の機械で効率よくお米を生産することができます。

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そうしたことから、東北地方では様々なブランド米が誕生しています。
ぜひとも今夜はお米の産地を気にしながらおいしいご飯を食べてください!

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