京都コンサートホールができて、もう17年以上になります。
大ホール(1800人ほど入れる)と小ホール(ムラタホール、500人ほど入れる)の二つがあり、京響の本拠地でもあります。
磯崎新という人が設計されていて、カタツムリのようにぐるぐると長いスロープを歩いて各ホールに上っていくようになっているんですが、真ん中のチェスの碁盤のような黒白の模様をみていると目が回りそうになります。
私はいつも気がせいているので、最初はすぐエレベーターに飛び乗ります。
コンサートの終わりは余韻を楽しむためにスロープをゆっくりおります。
大ホールの方にはおおきなパイプオルガンがあって、笙やひちりきのような音色も出すことのできるストップがあります。(どうやら世界でここだけのものらしい。)パイプが7000本以上あるとかで、今まで、河原町三条のカトリック教会や同志社の栄光館でしかパイプオルガンがきけなかったので、こういう立派なのができてとてもうれしいです。
コンサートの休憩中にホワイエでワインやコーヒーを飲むのもおしゃれで気に入ってます。
あと、ムラタホールの方はピアノの響きがとてもよくって、天上の音楽のように聞こえます。
両方のホールともとても気に入ってます。