コーチには、幅広い世代から支持される「オールドコーチ」と呼ばれるヴィンテージアイテムがあります。
オールドコーチの特徴は、使い込むほどに柔らかく、光沢を増す丈夫で肉厚なグラブタンレザーが使われている点です。飽きのこないシンプルなデザインは、現在でも多くのファンを魅了しています。
1958年から使用されていたグラブタンレザーは、野球グローブと同様に強度が高く、使い込むほど手になじむという特徴を持っています。しっとりとした手触りで、エナメルのようなツヤがないので気を遣わず普段使いしやすいのも魅力です。
すべてアメリカで生産されていたオールドコーチは、裏地がない一枚革でつくられているのが特徴です。金具は真鍮製で、ヴィンテージらしいおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
コーチが世界的ブランドになった背景
コーチは当初、富裕層をターゲットにしていましたが、1990年代には若年層にも顧客層を広げました。
オールドコーチの真贋を見分けるポイント
1.レザープレートの刻印
オールドコーチには、バッグの内側にレザープレートが必ずついており、そこに刻印された商品番号の並びや記号には決まりがあります。公式サイトの番号と見比べることで、偽物かどうかを判断できます。2014年以降の製品には、プレートに番号が記載されていないバッグもありますが、オールドコーチには必ず刻印されているので注意が必要です。
2.縫い目の間隔
コーチ製品には、「1インチに12目」という縫い目の決まりがあります。この縫い目の間隔から、偽物かどうかを見分けられます。
ただし、現在では約9割の製品が中国で大量生産されており、この縫い目の決まりが正確に守られていない本物も存在しています。そのため、縫い目が荒いからといって安易に偽物と判断することはできません。しかし、古い年代のオールドコーチほど縫い目は正確なので、有効な判断方法の1つです。
オールドコーチの相場
通常のコーチは、美品でも買取価格が数千円程度になることもありますが、オールドコーチは通常の2倍程度の買取価格になるケースが多いです。もし、ご自宅に眠っている分厚いレザーのコーチバッグがあれば、ぜひ買取店に持ち込んでみてはいかがでしょうか。