買い取るときにプロはどのように値段をつけているのか、「何を根拠にその値段なの?」と思ったことはありませんか?
プロの査定ロジックを知れば、自分の持ち物の価値を理解し、提示価格に納得できるはずです。今回はシャネルのチェーンウォレットを例に、査定の5つのポイントを解説します。
1. 商品自体の価値
タイプ・素材・サイズを確認します。チェーンウォレットはショルダーバッグとして使える機能性が人気で、チェーンなしと比べて相場が約2倍変わります。買取相場で最も重要なのは「ニーズ(人気)」。定価が高くても人気がなければ値段はつきにくいのです。
2. ランク(状態)
使用状況により値段が変動します。
Nランク(新品):定価の~90%
Sランク(とても綺麗):~80%
Aランク(綺麗):~70%
ABランク(少し汚れあり):~50%
新品でも、奇抜なデザインや供給過多のアイテムは査定が低くなります。
3. 色
最も高いのは定番の「黒」。次に「赤」「金」「ピンク」が続きます。「白」「ベージュ」は汚れが目立つため安くなり、奇抜な色は数万円下がります。
4. シリアルシール・ギャランティカード
シャネル製品に必ず付属するシリアルシールとギャランティカード。有無で5,000~10,000円変わります。剥がれたものや紛失品は買取不可の店舗もあるため、付属品は大切に保管しましょう。
5. 金具の色
シルバー金具の方が日本人の感性に合うため若干高く、ゴールド金具は海外で人気です。
熟練鑑定士は相場とランクを頭に入れ、一瞬で査定額を算出します。例えば、ラムスキンの黒、シルバー金具、付属品ありのAランク品なら10万~12万円程度です。
このように、鑑定士は勘ではなくロジックで値段をつけています。この考え方はどんな商材にも応用できる査定の基本です。