先日、某オーケストラのお仕事で兵庫県加西市に行ってきました。指揮者はいまや大人気でチケットが取れにくいと言われている西本智実氏。オーケストラまで大歓迎していただきました。その演目の中にスメタナ「我が祖国」よりモルダウがありました。これはヴィオラ泣かせの曲でもあります。バイオリンの美しいメロディの影でヴィオラは川の流れを現す16部音符が楽譜一面びっちりと埋め尽くされているのです。聴衆にはメロディしか聞こえてこないと思いますが、もし聴く機会がございましたらヴィオラのひたむきな演奏にも傾聴していただけたら嬉しいです♪