「江戸中期のころ、多くの皆さんを助けられればと思い書いておく、重要なのは導引(按摩を含めて)精通して※すれば、漢方医学の標準法の鍼灸や漢方の薬では及ばない効力を発揮でき多くの人に貢献できるということ」
整体院・導引を厚労省が禁止しないわけ、今でいう憲法権利アクセス権に相当するといえる?根拠にもなりますね。
■導引口訣鈔
(口伝の導引を文字にて残す)
■夫れ無病長生にして、諸人の苦しみを救わんと思わば、専ら導引按摩すべし。
(これは誠に健康で長生きの方法といえるから、様々な病気から救いたいと思うなら、中心におき導引按摩するのが良い。)
■然りと雖も正しき訓おしえをうけずんば、良能に至りがたし。
(そのように良いものといっても、正しく教えられ習わなければ、良い効能になりはしない)
■かるが故に古今導引集を撰んで、其の要をあらわす。
(そういうことなので昔からの導引教科書を選考して、その重要点を書き残すのでよく読んで理解してくれ)
読誦工夫すべし。
■心に得て手に及ぼす業わざなれば、詳しく述ぶるを能わず。
(物質ではない気という理論を頭の中で理解することによって、その唯心が対応する唯物の手技へと変換される現象の療法なので、(言霊に通じる概念のため)簡単に心と技を書き残すことが難しい※現在は気の概念を標榜する鍼灸のツボ療法や漢方の処方について、江戸時代は気の概念では行われていなかったと考えている節がある)
■今先師の言ことばを俗字に綴り、些いささか初学の為にす。
(ここに偉大な先人の高尚な思考というものを文字という無粋な方法を使い紙に書き、ちょっと申し訳ないが始めたばかりの人には必要だからだ)
■僅かに便りとも成らんかし。
(ちょこっとだけれども先人の崇高な思考を理解してくれると思う)
■後裔此の術みちに通暁して鍼灸薬及びがたき患うれえを救い、齢を千歳に延びる者あらば、是れ予が願う処なり。
(受け継ぐ後輩よ、この道を精通してほしい、導引で鍼灸や漢方薬では対応できない患いや苦しみを救い、人々の寿命がよくよく伸ばせたたらば、それが私の願っていることだ)
宝永の頃早苗月、武江の侠客 養陽子
筆を普齋の益壽軒に染むる者なり
心について:当院の導引の解釈※理論はホームページで紹介してあります。