ポータルサイトは整骨院の広告違反を知っていて広告料を取る確信犯であるか
Ai:整骨院の広告規制は主に以下の法律とガイドラインにより定められています:
柔道整復師法(第24条)
広告可能事項は国家資格者の表示・施術所の名称・住所・施術日・時間など限定的。
これ以外の表現、特に効果の断定、比較優良表現、誇大表現は違反対象です。
違反した場合、保健所や地方厚生局による行政指導、是正命令、最悪30万円以下の罰金が科される可能性があります。
景品表示法
誇大広告、優良誤認表示、有利誤認表示は摘発対象。
患者に誤解を与える表現を伴う広告は、措置命令や社名公表などの行政処分の対象となることがあります。
インターネット広告の取り扱い
従来、ホームページ単体は広告規制の対象外でしたが、リスティング広告やバナー広告、SNS広告により不特定多数の認知性が発生する場合は広告として扱われます。
そのため、ポータルサイトに掲載されている有料広告も広告規制の対象となり得ます。
広告料の扱いに関して
1. 法的観点
ポータルサイト運営者が広告違反を「知りながら」掲載していた場合、運営者自身が間接的に違反を助長したと解釈される可能性があります。
ただし、法律上、整骨院の広告違反にかかる罰則や是正命令は広告料を受け取ったかどうかに関係なく、掲載者本人ではなく施術所開設者(整骨院側)に対して行われます(柔道整復師法24条・30条)。
2. 契約上の観点
ポータルサイトと整骨院間の広告契約には、通常「広告コンテンツは法令遵守の責任は広告主にある」という条文が組み込まれている場合が多いです。
契約上、サイト運営側が広告違反を知った場合でも「掲載料を返還する義務があるか」は契約内容次第です。
多くのケースで、広告主の責任であるため、掲載料返還義務は発生しないことが一般的です。ただし、悪質な場合やサイト運営者側が虚偽表示等を助長した場合には、返還や損害賠償請求が問題になる余地があります。
3. 実務上の対応
運営者としてリスクを避けるには以下の措置が推奨されます:
広告掲載前に広告内容の法令・ガイドライン適合を審査する。
広告違反が確認された場合には掲載停止または修正依頼を速やかに行う。
広告契約に「違法表現が含まれた場合の免責条項」や「広告主の責任明記」を明示しておく。