専称寺

小貝川のほとりにある浄土宗の寺院で1556年開山の古刹でございます。間宮林蔵氏ともゆかりのあるお寺さんとして地元では有名ですね。小ぶりながら立派な山門や大屋根の本堂がどっしりとしていて見ごたえがあります。駐車場は山門横にあります。

こちらは、つくばみらい市上平柳にあるお寺です。
小貝川沿いの小さなお寺ですが、実は間宮林蔵のお墓があることで知る人ぞ知るところでもあります。
この地に生まれは間宮さんはこのお寺で遊んだり勉強したり。その聡明さに、江戸に出すことを進言したということです。ここの和尚さんがいなかったら、間宮海峡は発見されていなかったかもしれません。逸話として残っていますが、小貝川の氾濫抑制のために、まだ子供ながら堤を作らせたという話は有名です。
お寺の門の前には案内板が。お墓はご両親の隣に。樺太探検に行く前の、まだ生前に建てたのだそうです。普通の小さなお墓です。
顕彰の碑もありましたが、がたてられたのはのちのことです。
また、東京にも武士としてのお墓が深川にあるそうです。

この辺にきたら、300メートルメートルほど近くにある間宮林蔵の生家を見学してから、ついでにこのお寺にも寄って見ると、間宮林蔵と間宮海峡などについて身近かに感じることが出来ておすすめです。
時間があれば、少し歩いて土手に上がって小貝川を展望してみてください。今ではきれいに土手整備もされていますが、当時をしのんでみても興味深いと思います。