▼なぜ“丸暗記”だけではダメか?
ただ暗記しても、どこで使うか分からなければ解けない。
例)三角形の面積公式「½ × 底辺 × 高さ」を知っていても、“高さ”がどこか分からなければ使えない。
▼公式の覚え方・使えるようになるコツ
1)公式の意味をセットで覚える
2)類題を続けて解く。
→“このパターンではこの公式”と判断する力をつける。
3)まず“図に描く癖”をつける。
→頭の中だけで考えると条件を見落としやすい
▼主要分野ごとの“押さえるべき公式とポイント”紹介
●文字式・因数分解・展開
→同類項・分配法則・因数分解の基本 など。符号ミスや展開・くくり忘れに注意
●比例/反比例/一次関数
→比例はy=ax、一次関数はy=ax+b。a(傾き)とb(切片)の意味を理解してグラフを書く
●図形
→「どこで使うか」「何を求めるか」を判断できるように
▼よくある失点パターンと防ぎ方
●よくある失点パターン
・公式を忘れる/どの公式を使うか判断できない。
・式変形、途中式での計算ミス(特に符号ミス)。
・問題文を図にしないため、条件を見落とす。
・図形で「高さ」や「角度」の意味を取り違える。
<防ぎ方の提案>
・途中式をしっかり書く/符号やカッコに注意
・問題文を読んだらすぐ図を描く
・その公式を使う意味を確認 → 使うタイミングを判断
丸暗記に頼らず、“使える数学力”を身につけよう!