次の式を簡単にせよ。
1)0.2x+0.3-0.3x-0.5=
次の方程式を解け。
2)0.02x+0.12=0.05x-3
どちらも解き方がすぐにわかるでしょうか?
「小数の計算は10倍とか100倍して小数消すんだよね!」
→これはアウトですw
この場合、2)は方程式です。(左辺)=(右辺)の関係ができているので、両辺に×100しても「=」の関係は変わりません。
つまり、2)は両辺を100倍し、
2x+12=5x-300 -3x=-312 x=104
と解くことができます。
1)は「0.2x+0.3-0.3x-0.5」が簡単にするとどうなりますか?という「=」の先を答える問題です!
「1.2+0.5=」を計算するときに、10倍して「12+5=17」としてしまうと、「=」の先は全く別物ですよね。
数学では、手順だけを覚えてしまうのではなく、しっかりと理屈も理解するようにしていきましょう。
