口コミ

HANAFUSA さん

興味深い篆刻専門の美術館

3.50

投稿日: 2020/07/24

古河駅から西側に延びる旧城下町の石町通りい、古い商店が並ぶ中に、つい足を止めたくなるような古い３階建ての石蔵があり、これが篆刻美術館です。
篆刻とは、「てんこく」と読み、四書・五経や漢詩などから語句を選び篆書という古文字を用いて柔らかい石に刻んで紙に押したものを鑑賞するもので、こちらを訪問して初めてその言葉と意味を知りました。
石蔵を使った建物内は当時の雰囲気がいい感じに出ていて、篆刻にかかわる封泥や石印材を常設展示してあり、興味深く鑑賞しました。
日本で初めての篆刻専門の美術館で、古河の街の散策途中に立ち寄る価値はあると思います。
学習室では篆刻講座も開催れていますが、今年度の上期は中止になっています。
２０２０年１月訪問。