良寛は上杉謙信に次ぐ、越後の英雄として数えられています。良寛は何故英雄と呼ばれ、世代を超えて指示されるのか?そんな良寛の魅力に出遇える場所が、良寛の生誕の地の出雲崎町良寛記念館です。
良寛記念館は佐藤耐雪(本名 吉太郎)という出雲崎町生まれの郷土を愛する一人の青年が良寛の生き方に出遇い、日本はじめての良寛研究家として良寛の研究と作品収集、そして良寛を生んだ出雲崎町の顕彰に生涯を掛けたことが発足です。佐藤は良寛研究を通じ相馬御風、安田靫彦や多くの芸術家と知己となり、彼らの協力で良寛生家橘屋跡地に大正11年「良寛堂」を建立します。そして昭和33年出雲崎町全町民の支持、後の文化勲章受章者の谷口吉郎博士から設計の了承を得て「良寛記念館」の建設をスタートさせます。残念ながら佐藤は昭和35年、良寛記念館の完成を待たずして逝去しますが、その後、佐藤の意志を継いだ有志の人たちにより、昭和40年に良寛記念館は開館します。現在、良寛記念館に展示されている良寛作品、遺品、絵画の殆どは、佐藤が生涯を掛けて収集したものです。
良寛記念館は佐藤耐雪の思いを受け継ぎ、少しでも忙しい現代の休息地として良寛の教えに触れ、そして新潟景勝100選第1位当選の地である雄大な景色に身を置いていただくことを願っております。
席・設備・特徴・許認可番号
・座席:館内に12人が座れる長椅子がございます。
・特徴:僧であり書道家、歌人でもあった良寛の作品を展示。良寛の書は日本書道の「究極美」と言われています。良寛記念館は、良寛の作品を50年以上に渡り、展示してきました。。
・その他:一般400(300)円 高・中学生200(100)円、小学生100(70)円。 ( )内は20名以上の団体料金。 障がい者手帳をお持ちの方、付き添いの方1名は半額。
・良寛の書について:展示している良寛の書は、60代から70代の晩年の作品が中心です。珍しい40代の作品も展示することもありますので必見です。
・良寛の漢詩と和歌について:良寛は僧であることから仏教の教えを絶妙な喩えで作品に取り入れています。書の素晴らしさと内容の深さをお楽しみください。
・良寛を敬慕した芸術家たち:良寛の生き方、作品は、書家・画家・彫刻家たちに大きな影響を与えました。良寛記念館では、良寛を敬慕した芸術家たちの作品を多数展示しています。
・国登録有形文化財の良寛記念館:良寛記念館は昭和40年、日本を代表する建築家の谷口吉郎博士の設計により開館しました。平成28年、日本様式の造形美と50年に渡る文化活動が認められ、国登録有形文化財に認定されました。
口コミ
良寛歌碑(良寛記念館敷地内)は、西山ICから自動車で15分程の良寛記念館敷地内にあります。
良寛が母親の墓所にお参りし、沖から吹きつける海風もここだけは吹き荒れないでほしいと詠んだ歌でした。当時の想いを感じることができました。
- 返信日
おふおふ様>
ご来館有難うございます。年四回に企画展を考えておりますので、機会がありましたらまたのご来館をお待ちしております。
良寛は、江戸時代後期の僧侶で、新潟県中越地域の港町、出雲崎に誕生しました。
良寛記念館は、良寛生家跡の良寛堂と出雲崎の町並み、日本海を見下ろす高台に建てられています。
静かな展示スペースには、子ども好きで清貧の思想を貫いたとされる良寛の人柄を偲ぶことができる、書家や絵などが展示されています。
夕暮れ時を目指していくと、日本海に沈む見事な夕日が見れますよ。
- 返信日
良寛記念館の永寶と申します。この度はご丁寧な口コミをお書きいただき、有難うございました。私が在席しておりましたら、作品の解説もいたしますので、またご来館された時には是非、お声を御掛けください。お待ちしております。
永寶 卓
出雲崎出身の良寛さんを知るにはここ
どのようにすごされたのか、感慨深い思いにふける
海沿いの静かでめだたぬ場所が
より心をおだやかにしてくれます
庭には東北からきた大木の化石があり驚きました。
中の書は、素晴らしいものばかりです。
筆や本などお土産も買えるので、そういう楽しみもあります。
近くには海がみえる高台の公園があり、癒やしの時間を満喫できました。
新潟の自然の中でゆっくりしたひとときを、すごすのにぴったりです
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