骨は常に新陳代謝を繰り返しており、古い骨を壊す「破骨細胞」と、新しい骨をつくる「骨芽細胞」がバランスよく働くことで健康が保たれています。この過程で分泌される「オステオカルシン」は“若返りホルモン”とも呼ばれ、心身の健康に欠かせない役割を担っています。
オステオカルシンの働き
オステオカルシンには次のような作用があります。
1. 血糖値を安定させ糖尿病を予防:すい臓の働きを高め、インスリンの分泌を促進します。
2. 記憶力や認知機能を高める:脳神経細胞を活性化し、頭の働きをサポート。
3. 男性ホルモンを増やす:テストステロンの分泌を促し、筋肉や骨の形成を助けます。
4. 筋肉を増やす:骨格筋を増やし、効率的なエネルギー利用を促進。
5. メタボ予防:脂肪燃焼を助け、太りにくい体をつくります。
6. 免疫力アップ・アンチエイジング:活性酸素を抑え、細胞の老化を防ぎます。
7. 血管をしなやかに:血管を広げ、動脈硬化や心臓病を予防します。
オステオカルシンを増やすには?
骨芽細胞は「骨への刺激」で活性化します。つまり、運動と食生活がポイントです。
• バランスのよい食事を心がける
• カルシウム・たんぱく質をしっかり摂る
• ビタミンK・B群・C・葉酸などを取り入れる
• ビタミンDと日光浴:1日15〜30分程度の日光を浴びることで体内でビタミンDが作られ、カルシウムが骨に取り込まれます。
• 適度な運動で骨に刺激を与える
骨元気体操(簡単な運動習慣)
毎日のちょっとした習慣で骨は強くなります。
1. 手足をグルグル回す:手首・足首を10秒ずつ回す。
2. かかと落とし体操:椅子に座ってかかとを上げ、ストンと落とす。10回。
3. 手のひら押し合い:胸の前で両手を組み、全力で5秒押し合う。1日1回。
4. 腹ばい腕立て伏せ:お腹と胸を床につけたまま腕を使って体を起こす。10回。
5. 歩く:毎日3000歩を目安に、足の裏全体でしっかり踏みしめる。
整体院かがやきのサポート
「整体院かがやき」では、骨や体の健康づくりはもちろん、悩みやストレスを抱える方のお話を社会福祉士が丁寧にお伺いし、心身ともに明るく楽しい生活を送れるようにお手伝いしています。体の不調改善から気持ちのリフレッシュまで幅広くサポートし、「今日から始めてみたい」という方を応援しています。