口コミ
福島から新潟へ向かう道中で、何か立ち寄れるところはないか?と調べてみたら北方文化博物館というのを見つけた。しっとりとした街並みに駐車場があり、正門に向かうとその規模の大きさに度肝を抜かれ、中に入って、さらにびっくり。運び込むために家を立ち退かせたという逸話の残る一本通しの梁にびっくり。こんなにもお金持ちの邸宅は初めてでした。
新潟の観光名所のひとつでもある豪農の館。
越後随一の大地主であったという伊藤邸。
展示物も多く美術鑑賞という側面もあり、そして藤の花の名所でもあります。紅葉の頃になると観光バスのツアーが組まれるほど見事な庭園です。
豪農の館というだけあって家の作りが独特。たくさんの使用人さんがいたことがうかがえます。時間帯によってはガイドさんもいますよ。
この様な立派な邸宅を見たのは初めてです。な住人もの建築人や使用人がいた事は勿論、庭の素晴らしさは圧倒されます。雪が降った日で更に趣が有りましたが、何人もの銀閣寺邸を携わった方の融合だそうです。見応えが有ります。
郊外にありマイカーがないとちょっと大変かも。
大地主であった伊藤さまのお屋敷です。博物館にもなっていて美術品などの展示もあります。家屋の構造から色々な暮らしが見えてきますね。藤の名所としても有名で庭園も素敵です。
豪農一族の生活が良く分かりますが単にお金を掛けた成金的なものでは全くなく文化を大切にし更にそれを構成にこのような形で残そうとしているりっぱな価値観を持った一族だということが分かります。庭の石碑に刻まれた東山魁夷画伯の言葉『古い家の無い町は想い出の無い人間と同じである』が将に重みを感じさせる場所です。

豪華さと品格を兼ね備えた素晴らしいお屋敷
- 投稿日
- 予算
- ¥800
磐越自動車道の“新津IC”より車で5分足らずのところにあります。新潟市の中心部からだと車で20分余りかかります。
越後の大地主であった伊藤文吉氏が八年の歳月をかけて造ったと言う敷地面積8800坪、建坪1200坪、65部屋という大豪邸です。日本全国を旅行して、昔の豪邸と言うものをたくさん見てきましたが、ここはまさに“豪農の館”と呼ぶにふさわしい豪華さと品格を兼ね備えた素晴らしいお屋敷でした。
お屋敷全体が博物館になっており、建物は勿論、展示されている陶磁器や書画、骨董も素晴らしいものでした。
今、相当のお金持でも、これほどのものをなかなか造れないと思います。こんな豪邸が日本に残されていたということに感動しました。入館料は大人800円と少しお高いですが、絶対に見る価値はあると思います。