コウゼンジノヒカリゴケ
光前寺の光苔
- 住所
- 長野県駒ヶ根市赤穂29
- アクセス
駒ケ根駅から3.6km
しだれ桜 光苔 で有名な天台宗の寺院です
口コミ

700
- 投稿日
700年前に光前寺で飼われていたと伝わる霊犬そうたろうをモチーフにしたおみくじがあります。うらがわの赤い糸をひくとおみくじをひくとおみくじが出てきます。伝説によると遠く静岡県磐田市の見付天神社で子女をさらう怪物を、退治したと言われています
駒ヶ根に出張の際、光前寺へ行きました。
駐車場前のお土産屋さんでおいしい海老センと草餅を購入。
ちょうど外に椅子とテーブルがあったので、6人で食べました。
寺も風情があって素晴らしいですよ。早太郎のお墓もありました。個人的にお寺の彫刻が気に入りました。
平成29年11月、長野県駒ケ根市に観光へ出向く一番の目的は、同寺に出向くことでした。
同お寺は、天台宗のお寺で別格本山となっており、同寺に出向く一番の目的は、鎌倉時代後期である約700年ほど前に飼われていた山犬伝説(霊犬早太郎伝説、後記述)がある同寺を訪れることでした。
さて、山門から少し離れた場所に数十台駐車出来る駐車場が完備させており、山門横から拝観(参拝)される方も多く見られますが、寺院の拝観は山門から入って頂きたいですね。
寺院の山門は色々な彫刻などが施されており、同お寺の山門は文化財にしていされている室町時代の建造物で、山門又は、同お寺の守護神である金剛力像も山門に二体駐在され、険しいお顔で拝観者を見守っておられました。同金剛力像も可成り古いものであると推察出来ます。
山門から参道を上がると、参道沿いにヒカリゴケの群生がありましたが、晩秋ということで夜になっても光らないようです。春から初秋に掛けて観られるようです。
その先には、お守りなどを販売している小屋が設けられており、そこではご朱印(ご朱印帳も販売)の受付もされており、ご朱印は帰りに札と共に受け取る方法となっていますので、休祭日は可成り混み合いますので、ご朱印を希望の方は同所で依頼したから本堂への拝観をお勧めします。
その後、参道の中腹にある中山門を通り抜けると本堂に辿り着けます。
本堂内では、拝観者の祈祷の最中にて、本堂内の写真は禁止させており、本堂前の早太郎や仏像などは庶務員の了解を頂きましたので、木彫りの早太郎を写真で確認して下さい。
本堂から左の山道を少し上がると、霊犬、早太郎の墓石があり、早太郎の墓前にご苦労様と心で念じてお詣りをさせて頂きました。犬好きな私には印象的でした。
その先には、大阪の陣で亡くなった真田幸村公側について討ち死にした農兵10数名(農民の中の選抜した猛者)の小さな墓石群もありました。
その前には室町時代に建立された三重塔が凛々しく建っていました。
早太郎伝説が残る歴史あるお寺の拝観を是非、お勧めしたいですね。
歴史ポイント
霊犬、早太郎(山犬)の伝説は、日本昔話などで聞き及んでいる方もご存知と思われますが、昔話では「猿神退治」という話名で、TV放映された日本昔話でも有名ですね。
山犬とは日本古来の狩に適した日本犬と思われ、飼い主に忠実で力もあり、足の太い紀州犬、甲斐犬、秋田犬などが日本の代表格ですので、それらに属する犬と思われます。
小柄な日本狼ではないようです。
伝説は、遠州見付村(今の静岡県磐田市)で毎年祭りの日に白羽の矢を立てられた家の娘を神様の生けにえとして人身(若い娘)を供えると言った無残な習わしがあったようで、神様と称する正体はヒヒの怪物(化け物のような大きな猿)で、旅の僧が神様がそのようなことをするはずがないと、化け物退治に、同寺で飼っていた強い山犬である早太郎に助けを求め、早太郎はヒヒを退治したようです。
その早太郎は大怪我をしながらも同寺(信州駒ケ根)に辿り着きましたが、ご住職の顏を見るなり亡くなったというお話でした。
猿の被害にあった農村を助けるために駆り出されたという話が伝説となったのでしょう。
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概要
店舗名
コウゼンジノヒカリゴケ
光前寺の光苔ジャンル
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