国立磐梯青少年交流の家

　職員の皆様は、私の命の恩人です。

　教師時代、中学校の林間学園予察のため、3人で赤面山の登山に挑戦しました。もちろん体力には自信があるので、「予想以上の急斜面だ」と驚きはしましたが、気持ちよく登頂しました。問題は下山です。たまたま同行した二人と離れて歩く形になり、登るときに注意すべき分かれ道を反対に曲がってしまいました。当たり前ですが、見たこともない風景です。幸運なことに携帯電話があったので、「国立磐梯青少年交流の家」にすぐ連絡をしました。
「見たこともない場所にいます」
「まわりに何が見えますか」
「登る方向に道路標識が・・・」
そこで、信じられないことに電源が切れました。

　この夜をどう過ごそうと思っていたら、救世主が現れました。

　体育館も食堂も和室もすべて輝いて見えました。
　猪苗代湖を臨んでの食事は、どんな高級レストランよりも感動します。

　感謝。感謝。感謝。

　車で訪れましたが、電車利用の場合は、「猪苗代駅」下車です。そこから約3㎞はあるのでタクシー利用がいいと思います。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松戸の武術師範より