暮らし・生活サービスその他
下仁田駅から5.7km
黒瀧の滝しぶきが降り注ぎ 粗く削れた岩肌を背に負う禅寺です 徳川5代将軍綱吉が帰依した僧侶によって 黄檗禅宗として開山とききます 鬱蒼とした木立に囲まれた 急な、本当に急な階段を登ってゆき 鐘楼、山門、不動堂などを拝観しますが 深閑とした境内に身を置くと 心の汚濁を奥底から洗えるでしょう さて ここのもう一つの見所が不動堂前の あの「大菩薩峠」の作者・中里介山の文学碑 作者の死によって未完になってしまった作品ですが この長編大作「大菩薩峠」で 中里介山の名前が不動のものとなりました 自然石の板碑には、介山唯一の句が彫られています 昭和二年秋 黒瀧山に詣でし 介山居士 錦屏を立てめくらして 安居かな これはこの山の美しい紅葉を錦屏風にたとえて詠んだ句です 夏も清涼の幽境で 介山の句碑にいかにもふさわしい場所といえます
店舗・施設の情報編集で最大71ポイントGET
※「お問い合わせの際は、エキテンを見た」とお伝えください。
このマークはお店がエキテンの店舗会員向けサービスに登録している事を表しており、お店の基本情報は店舗関係者によって公開されています。