前日 特に汚れが無かったので
スプリングコートをアイロン掛けして
茶くんしましょう!
とアイロン掛けしていたら蒸気の水色が数滴落ちた上に気にせずにアイロンを掛けてしまったら輪シミになってしまい 近隣のクリーニング店へ持ち込み仕上がってきても全く取り除けていない。
とご相談に御来店なさった方が
いらっしゃいました。
先ず 何故 輪シミになったのか?
[水濡れによる繊維の収縮]
水濡れによる輪ジミは、別名「ウォータースポット」とも呼ばれます。レーヨン・ポリエステル等の収縮しやすい化繊や、絹等のデリケート素材で起こりやすい現象です。水分から受けた変化で色の反射等が代わり、シミのように色が変わって見えることがあります
と言ったように素材により単なる水でもシミになるんです。
この場合には 手洗いマークに✖︎が
無ければ 手洗いして乾かしてみたら
取れている場合もあります。
使用する洗剤にも 生地別に選択が
必要になりますので 安易なやり方はなさらないで下さい。
クリーニング店にお持ち込みになる場合には 必ず水洗いをしているか否か!を確認なさり ドライクリーニングのみ!のチェーン店でしたら出さないこと!です。
ドライクリーニングは水は使用しなく
石油系の溶剤のみで洗うので水性シミは落ちません。
「個人クリーニング店は高いから…
安いところへ出したら失敗しちゃった。やっぱり高いだけの事はあるんだわね。今回で学びました」と仰っていましたが 当社含めてチェーン店より割高なのは それなりの理由があります。
①先ずは クリーニング溶剤も1番高い良質なモノを使う。
②フィルター交換をマメにする。
③水洗い洗剤も安全で良質なモノを使う。
④衣類の素材 カラー デザイン毎に分別して洗い方を変える。
⑤タンブラーの使用は殆どしない。
(無駄に生地を傷めます)
⑥シミある無しをチェックしてきちんと処理をする。
最後にパート任せにはしないで
全ての工程をクリーニング師の職人がする。
以上を、踏まえ適正価格にて提供しています。
入学シーズンですね。
素敵な春の思い出作りをなさって下さい╰(*´︶`*)╯♡
