私は建築業に携わって約20年。その内リフォームを多く扱うようになり約11年程経ちます。
そんな中、年々不安が募る事があります。。。
それは、職人不足!
特に大工さん!
私たちアドバイザーの仕事は、お客様と職人さんあってこそ!
だから私は職人さんをとにかく大事にしています。
しかし、、、もう、いつ引退してもおかしくない方ばかり。 他にいないからと、踏ん張ってもらっています。(本当にありがたい!)
彼らは長い長い歳月をかけ、経験と知識を積んでやってきています。
特にリフォームは、昔ながらの家や建物の構造を熟知していないと対応できません。
これはもう経験と、そこで身につけてきた知識でしかない。
熟練した職人さんをすぐ育てる事は不可能です。
しかし、いないんです。
圧倒的に足りていないんです。
育っていないんです。
これからの時代、リフォームできる物件でも「もう建て直しましょう!」となる可能性もあります。
今以上に職人に技術が無く、施工不良によるトラブルが増える可能性もあります。
今後さらに価値ある職業になるであろう、職人さん達。
1人でも目指す人が増えたら嬉しいのですが、、、
写真は約10年ほど前に施工した、ビル1階にある個人宅のお風呂工事。
この時の石屋さん、左官さん達も当時既におじいちゃんだった。。。
素晴らしい技術に本当に感謝をし、敬意をはらいます。
さて、タイルのお風呂をユニットバスに変える場合、どれだけの職人さんが入ると思いますか?
正解は
解体業者さん→電気屋さん、設備屋さん、大工さん→ユニットバスの施工さん(メーカー施工)→大工さん、電気屋さん、設備屋さん、(内窓をつける場合は専門業者さん)→必要に応じて、クロス屋さん、床張り屋さん
が入り、約1週間ほどかけて完了させます。
沢山の職人さん達が出入りして完成するんですよ☺︎
