気象的には、30度を超えると真夏日、35度を超えると猛暑日と呼ばれます。では40度以上は、と思って今回調べたところ、気象庁の公式用語ではないが、日本気象協会などで使われることがある用語で「酷暑日」というのだそうです。
特に今回37度前後の体温を超える猛暑日について、気になって調べてみました。そうすると、37℃を超えると、体は熱を外に逃がしきれなくなり、熱中症や臓器障害のリスクが飛躍的に増加することがわかりました。気温がさらに上がれば、心拍数や体にかかる負担も大きくなり、深部体温(コア体温)が上昇しやすくなります。深部体温が40℃や41℃に近づくと臓器不全や致死的な状態がすぐに現れ、また湿度が高いと、危険な転換点(深部体温急上昇)がより低い気温でも訪れることがわかりました。これは実に大変な事ですね。
ではどう対処するかですが、これは次の事柄が挙げられています。
体温超えの気温下で熱を逃がす具体的な方法:
• できるだけ皮膚に空気を当てて「汗の気化(蒸発)」を促進する(扇風機や風通しの良い場所)。
• 水分と塩分(経口補水液や塩あめ等)を頻繁に補給することで発汗と循環機能を維持。
• 体を直接冷やす(濡れタオルや保冷剤で首・脇など太い血管が通る所を冷やす)ことで物理的に体温低下を目指す。
• 日陰・クーラーの効いた場所に避難し、環境自体を下げることが最も効果的。
幸い、鹿沼市で37度前後を観測した今週火曜日頃をピークに、最高気温がやや下がってきており、鹿沼では、これからは体温越えの日は少なくなりそうですが、やはりそのような場合の対策はしておきたいですね。
当塾では、夏期講習1期は本日7日まで行い、お盆休み11日から16日を挟み、通常講習は18日から再開します。また夏期講習第2期は、今月18日から22日まであります。まだ申し込みは間に合いますので、ご希望の際はどうぞご連絡ください。当塾では、通常講習と夏期講習を並行して行うやり方を取っています。また、通常講習・夏期講習期間を問わず、無料体験学習はいつでもできますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
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栃木県鹿沼市貝島町652−49