龍蔵寺
- 住所
- 栃木県日光市御幸町396
- アクセス
東武日光駅から徒歩7分(520m)
真言宗智山派の寺院です。大澤山 龍蔵寺。
樹齢100年超えの「六尺藤」が見事な花の名所です。
口コミ
境内には弁天堂、観音堂、二十三夜尊のお堂があります。御朱印はやっておりませんとの紙が貼られておりました。本堂は唐風の佇まいでガッシリとした柱や軒天の朱色が目を惹きつけました。華やかな建物です。春には本堂前の古木のエドヒガン桜が更に華やかにしてくれることでしょう。境内から少し離れた場所にお寺の墓地があります。墓地の中程に十王堂がありソレを囲むように二つの文化財を見る事が出来ます。十王堂の前に石造 閻魔坐像・十三坐像・地蔵・脱衣婆坐像(日光市文化財)15基が整然と並んでおりました。十王堂の本尊として安置された石造は中央の高さ90cmの閻魔坐像が1665年造立で地蔵菩薩坐像が翌年に造立され他の石造も同じ頃ではないかと考えられているそうです。稲荷川の安山岩で造られていることから同じく十王堂の隣に建つ稲荷川水難供養塔(日光市文化財 1662年建立)の供養のためだそうです。地獄の裁判官のトップである閻魔様とソノ妻とされる脱衣婆は迫力のある形相で雪をも溶かしそうな眼光を発しておりました。地蔵菩薩と地獄の裁判官である十王の方々は穏やかな表情をされていて無我の境地に達しておられると感じました。供養塔は稲荷川の洪水で140余人が瀕死されたことから建立されたそうで3基あり1基は昭和6年の建立です。当時建立された笠塔姿の2基は中央に南無阿弥陀佛の文字が朱色に刻印され亡くなられた方々が極楽浄土へとの願いが強調されておりました。2つの文化財は悲しい歴史の産物であることが身に染みて感じました。
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