栃木県文化財の黒塗りの御社殿です
口コミ
何時来ても参拝者が絶えない八幡宮ですが今回は境内社の雷電神社にスポットをあてたいと思います。案内板に軽く触れられているように天狗に姿を変えて災害から苦しむ村人達を助けたと書かれておりますので具体的な伝説を2つ紹介致します。ヒョウが降り作物に被害を受け毎年困っていた村人の一人が雷電神社に熱心にお祈りしました。すると天狗が現れ全ての村人の事を思っていることに大変感心しヒョウを降らさないようにすると言い消えてしまいました。それ以来ヒョウが降ることが少なくなったというお話です。もう一つは小島という家の子供が怠け者で働こうとせずに或る日いなくなりました。それから何年後かにふらっと戻ってきて母親に疲れているから眠るが寝姿を絶対見ないでくれといい床につきました。しかし気になり母親はコッソリ部屋を覗くと天狗が羽を広げて寝ております。次の日に子供が母親に俺の姿をみたからにはココにいられないが散々親不孝をしたのでお詫びに薬師寺地区にヒョウを降らさないようにしようと言い立ち去りました。それ以来ヒョウの降ることが少なくなり村人達は雷電神社を建て天狗を雷電様のお使いとして大切にしたというお話です。拝殿に備え付けられている天狗の面が勇ましいですが少し離れた場所から見ると面がつぶらな目に見え拝殿内が口に見え屋根が頭に見え笑っているような表情に映り取っつきやすくお参りしやすいと思いました。天狗の法力が宿り自然災害に御利益がある神社です。
境内社に八坂神社があります。1756年に再建された本殿は元々別の場所にありましたが修築されコチラに遷宮されたとのことです。きらびやかな拝殿とは打って変わり江戸の風情を感じさせ厳かな雰囲気を漂わせておりました。目をむき出しにし牙を出している唐獅子が何とも憎めないです。出世、合格などに御利益がある境内社の千勝神社では社殿脇におびただしい数の千羽鶴が吊り下げられておりました。備え付けの紙で鶴を折り箱に入れ祈願するとのことで競争化社会の現代を物語っておりました。境内内には絵馬掛所が数多くあります。その中でユニークな所はフクロウとカエルの絵馬掛所です。フクロウは昔御神木であるケヤキに住み着いていたそうで不苦労を意味しカエルは無事帰るを意味しております。ソレゾレの目的に応じてビジュアルを楽しみながら願掛けができる神社です。
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