以前、都内で行われた研修の場で、
会社経営体験ゲーム「スマイルゲーム」を
大人だけで実施したことがあります。
参加者は、会社員、経営者、個人事業主などさまざま。
年齢も立場も違う大人たちが、
一つのテーブルを囲んでゲームに向き合いました。
始まる前は、
「子ども向けのゲームですよね?」
という空気も、正直ありました。
ですが、いざ始まると様子は一変します。
資源は限られ、選択肢も多くない。
正解はどこにも書いていない。
自分が決めないと、前に進まない。
気づけば、
・判断を先送りにしてしまう
・話し合いが止まる
・自分の意見を言うタイミングを逃す
そんな場面が何度も生まれていました。
そして、ゲーム後に出てきた感想が印象的でした。
「これ、仕事そのものですね」
「正解がない状況に、こんなに慣れていなかったとは」
「考える力って、こういうことかもしれない」
スマイルゲームは、
知識やスキルを競うものではありません。
考え、迷い、選び、責任を持つ。
その“プロセス”を体験するゲームです。
だからこそ、
大人でも本気になるし、
終わったあとに疲労感と納得感が残ります。
この経験を通して、
「これは大人よりも、むしろ子どもにこそ必要だ」
と強く感じました。
学校では、
早く答えること
正しく書くこと
が評価されがちです。
でも社会に出ると、
答えのない問いばかりが並びます。
その“間”をどう過ごせるかが、大きな差になります。
こうした背景もあり、
3月の土曜日に、社会人向け大学院でも
スマイルゲームを実施する予定です。
大人が学び直す場で、あらためて
「考える力」を体験してもらえたらと思っています。
YADORI-BAで行っている子ども向けの体験も、
この延長線上にあります。
起業を目指さなくてもいい。
うまく話せなくてもいい。
まずは、考えてみるところからでいい。
大人が本気で悩んだゲームだからこそ、
子どもにも安心して手渡せる。
そんな確信を持った出来事でした。
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