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高気圧酸素タンク(2気圧)の中で、高濃度酸素を60分間吸入することで、血中酸素濃度を高め、内耳循環を改善させる方法です。ステロイド内服と高気圧酸素療法の併用が最も有効とされ、これらの治療をできるだけ早期に開始することが重要です。またステロイドのみの治療では効果がみられなかった方に対しても、高気圧酸素療法は突発性難聴の発症28日以内であれば性別、年齢、合併症、めまいの有無、聴力型、重症度にかかわらず有効例(改善率35%)があり行う価値があるとされています(暁久美子ら:突発性難聴に対する二次治療としての高気圧酸素療法. Audiology Japan 61, 2018.)。
なお耳鼻咽喉科専門医が常勤している施設で本治療が施行できるのは熊本県内では5施設となります。当院は耳鼻咽喉科専門クリニックであるため、他の施設のように他の診療科と競合することなく、突発性難聴の患者さんに対して優先的かつ早期に治療可能です。治療費は3割負担の方で12,000円程度となります。複数回施行することが必要ですので、高額医療の申請をおすすめします。
当院では補聴器適合専用の防音室を設置しております。また当院は社会保険事務局より補聴器適合施設として認可を受けております。このため補聴器診療にも力を入れております。
4社の補聴器業者さまの協力のおかげで平日は午後2時から5時まで、土曜日は午後2時から4時まで、私と認定補聴器技能者による補聴器フィッテング、補聴器の調整、補聴器のメンテナンスなどを行っております。
当院が「よく聞こえない」ときの耳の本(2021年度)「週刊朝日MOOK766 いい病院リスト776」に掲載されました。
スーパーライザーによる星状神経節ブロックについて
これまでは局所麻酔薬を頸部にある星状神経節に注射することで星状神経節ブロックがおこなわれていましたが、スーパーライザーを使用することで局所麻酔薬注射による合併症なしに星状神経節ブロックが可能となりました。痛みはほとんどありません。
スーパーライザーを使用することで、リスクを伴う局所麻酔注射による星状神経節ブロックの作用を得ることが可能とされています。
星状神経節とは、交感神経という血管を収縮させる神経のまとめ役のような役割を果たしています。両頸部の胸鎖乳突筋内側の、鎖骨上3~4cm程度に存在しています。ここにスーパーライザーを用いて皮膚の上から偏光近赤外線を照射することで、一時的に星状神経節の機能が低下させます。これにより耳、脳、手、肩、足などの血管が拡張し、血流を増加させます。これにより以下のような疾患に作用を発揮します。また消炎鎮痛作用も存在します。当院では主に耳鼻科疾患である突発性難聴、低音障害型感音性難聴、メニエール病、耳鳴、顔面神経麻痺、顎関節症、舌痛症、潰瘍性口内炎、肩こりによると考えられるめまい疾患などに対してこの治療を行っております。
近年、欧米では高血圧の原因としてまず睡眠時無呼吸症候群(SAS)を鑑別することが必要とされています。当院では内科を併設していることもあり、高血圧の患者さんにはできるだけSASの精査をさせていただいております。開院以来、福田電子社製のPulse Sleep LS-120 4台使用しSASのスクリーニングを行っております。これまで無呼吸低呼吸指数が40以上であった279名の患者さん(平成29年3月31日現在)にn-CPAPを導入しております。睡眠時無呼吸にういて下記論文を報告しております。
1.松吉秀武, 後藤英功, 山田卓生:耳鼻咽喉科無床診療所における自動的持続陽圧呼吸療法(autocontinuous positive airway pressure)管理についての臨床的検討. 耳鼻と臨床 65巻6号: 167-174, 2019
2.松吉秀武, 後藤英功, 山田卓生:自動的持続陽圧呼吸療法(auto continuous positive airway pressure)管理中に脈圧、低呼吸指数が上昇し大動脈弁閉鎖不全が判明した睡眠呼吸障害の1例. 耳鼻と臨床 66巻3号: 74-78, 2020
3.松吉秀武, 山田卓生, 後藤英功, 川上和伸:自動的持続陽圧呼吸療法(auto continuous positive airway pressure)管理中に低呼吸指数の上昇とチェーンストーク呼吸を来し、陳旧性心筋梗塞と慢性心不全が判明したため、順応性自動制御換気(adaptive servo-ventilation)を導入した睡眠呼吸障害の1例. 耳鼻と臨床 68巻1号: 61-68, 2022
当院では施行させていただいたCT検査について、九州大学医学部放射線科グループを中心とした放射線医による診断レポートを作成しています。
これを患者さまに提供いたしております。
1. 16列マルチスライスCTによる検査(頭部、頸部、胸部、腹部)
CTからの画像データ(Dicom形式)を通信回線でネット・メディカルセンター(九電工にて運営されています)へ送ります。
2. 放射線科医による読影
送られた画像データを放射科科医が読影します。
過去のデータがある場合は過去画像と比較しながら入念に読影を行います。
3. 読影レポート作成
4. 迅速な診断結果
読影レポートは翌日には説明可能です。
緊急疾患の場合は30分以内に放射線科医の読影が可能です。
¥5,000(税込)
新型コロナウイルスIgG抗体定量検査を開始しました。
当院で行う新型コロナウイルス抗体検査(IgG)は、採血(約 2mL)による血液検査です。 定量検査(精密検査)であり、採血した検体を検査会社(BML)に委託して行います。そのため、定性検査(簡易検査)と違い、結果の判明までに 2~3 日かかります。抗体検査で使用する試薬は、アボット社 研究用試薬(ARCHITECT SARS-CoV-2 IgG)を用いて測定を 行います。感度 100%(ただし、発症後 14 日以上経過している場合)、特異度 99.63%とか なり正確性の高い検査試薬です。量的検査となりますので、抗体ができているか、できていないかのみではなく、新型コロナウイルスワクチン接種により、中和抗体がどの程度できているかを評価し、将来的に再度ワクチン接種を受けるべきかを判断するため有用です。費用は自由診療となります。5000円(税込)です。
当院で行う新型コロナウイルス抗体検査(IgG)は、採血(約 2mL)による血液検査です。
5000円
3分
採血時の痛み