臨床心理士/認定行動療法士
福岡県で生まれ育ち、最初は久留米大学で4年間心理学を学びました。その後九州大学の大学院で2年間学んで臨床心理士になり、さらに博士課程で3年間カウンセリングを学びました。博士課程終了後は、精神疾患が診れるようになろうと思い、山口県の精神科病院に就職しました。
福岡では他に、九州大学病院の心療内科、産業医科大学病院の精神科、九州大学の相談室、予備校、発達教育センター、市役所、町役場などでカウンセラーとして働いていました。
カウンセラーとしてのスタートは大学院に進学した時で、「友人関係がうまくつくれない」などの発達障がいのある子どものグループセラピーから始まりました。それから不登校など子どものカウンセリング、家族・人間関係の悩みなど成人のカウンセリング、保護者のカウンセリングと経験を広げました。大学院では5年相談員をして、長期的に人を見るという経験を積んだように思います。
精神科で働き始めてからは、気分の落ち込みや不安症、 ストレスを感じやすい、人からどう思われるか気にしやすい、軽度の知的障害があり仕事や人間関係がうまくいかない、などの悩みをもつ患者さんを幅広く担当してきました。病院にいましたので、担当したほとんどの方が精神疾患を持っておられました。年齢は5歳から75歳まで担当しています。病院で働き始めてからは、出来るだけすみやかに苦痛が和らぐように、治療に役立つ技術を身につけようと認知行動療法を勉強し、認定行動療法士資格をとりました。
その後福岡に戻り、「もしカウンセリングを受けるなら、納得のいくカウンセラーから、納得のいくカウンセリングを受けて欲しい」、そういう思いで個人経営のカウンセリングルームを開きました。