まさき食堂

淀駅（京都方面乗り場）から徒歩1分の距離にあるこの居酒屋は、京都競馬場の最寄り駅という立地のため、競馬開催日の夜は競馬帰りの固定客で賑わっています。私がこのお店を訪れたのも、競馬帰りの常連の知り合いに誘われたからでした。

店に入った瞬間のファーストインパクトは強烈で、玄関で見知らぬおじさんが熱心にカラオケを熱唱していました。料理や飲み物のラインナップは一般的な居酒屋のそれと変わらないものの、店の雰囲気は一風変わっています。

ビールと串かつ盛り合わせを注文したところ、運んできてくれたのは年配のお姉さん。しかし彼女がお店のスタッフではなく、実はお客さんだったというセカンドインパクトも。店内は常連客が自由に行き来しており、一体誰が店員なのか分からないほどでした。

調理場では、80歳近いという年配のおじいさんが料理を作っており、このお店の独特の雰囲気をさらに強調しています。一緒にいた常連の知り合いも、このお店には独特のルールがあることを認めていました。

この居酒屋は、料理の味を超えた、雰囲気に馴染めるかどうかが鍵となる場所です。もしあなたが少しのカルチャーショックを味わいたいと考えているなら、訪れてみる価値はあるかもしれません。ただし、一人や初めての人は、戸惑うかもしれないので注意が必要です。